ネットワーク・エフェクト事業とプロダクトに欠かせない強力で重要なフレームワーク

# ネットワーク・エフェクト事業とプロダクトに欠かせない強力で重要なフレームワーク ## Metadata * Author: [アンドリュー・チェン、大熊希美](https://www.amazon.comundefined) * ASIN: B0BLH4BH1Q * Reference: https://www.amazon.com/dp/B0BLH4BH1Q * [Kindle link](kindle://book?action=open&asin=B0BLH4BH1Q) ## Highlights 一般的な「ネットワーク効果」の定義は、「多くの人が使えば使うほど製品の価値が高まる」こと — location: [429](kindle://book?action=open&asin=B0BLH4BH1Q&location=429) ^ref-26459 --- ネットワーク効果を発揮させるには製品とネットワークの両方が必要で、これは電話が登場した時代でも今でも同じだ。 — location: [450](kindle://book?action=open&asin=B0BLH4BH1Q&location=450) ^ref-20027 --- ネットワーク製品は、流通する資産を所有こそしていないが、資産との「つながり」を提供しているのだ。サービスのエコシステムが維持されるのは、たくさんの人を互いにつないでいるからである。それがネットワークの魔法なのだ。 — location: [495](kindle://book?action=open&asin=B0BLH4BH1Q&location=495) ^ref-39285 --- テック業界の飽和状態とは、ユーザーが多すぎたり、メッセージアプリにあまりに多くのメッセージが届いたり、ＳＮＳのフィードに流れる投稿が多すぎたり、マーケットプレイスの出品数が多すぎて目的の商品を探しにくくなったりすることだ。 — location: [682](kindle://book?action=open&asin=B0BLH4BH1Q&location=682) ^ref-37740 --- ネットワーク効果」の絡み合う３つの効果 — location: [791](kindle://book?action=open&asin=B0BLH4BH1Q&location=791) ^ref-38509 --- ユーザー獲得効果」。 — location: [792](kindle://book?action=open&asin=B0BLH4BH1Q&location=792) ^ref-31996 --- エンゲージメント効果」。 — location: [793](kindle://book?action=open&asin=B0BLH4BH1Q&location=793) ^ref-46527 --- 経済効果」 — location: [794](kindle://book?action=open&asin=B0BLH4BH1Q&location=794) ^ref-28304 --- 小さなスタートアップは、ニッチな領域に狙いを定め、他社が真似しにくい主要機能を開発し、競合よりも高い経済効果とエンゲージメント効果を発揮するアトミックネットワークを築こうとする。一方、既存企業はネットワークの規模を利用し、最重要ユーザーに価値を提供して収益率を伸ばし、急成長するニッチな製品を素早く追随する。 — location: [835](kindle://book?action=open&asin=B0BLH4BH1Q&location=835) ^ref-44945 --- ネットワーク製品の最初のステップでは、自律する最小のネットワークをつくる。機能するネットワークがひとつあればいい。 — location: [866](kindle://book?action=open&asin=B0BLH4BH1Q&location=866) ^ref-56901 --- まずは「アンチネットワーク効果」と呼ばれる、ネットワーク効果のジレンマから説明したい。「ネットワーク効果は事業の追い風となる強力な力だ」というのは、実は誤解である。むしろ逆だ。規模の小さいネットワークでは、ネットワークを破綻に向かわせる。 — location: [972](kindle://book?action=open&asin=B0BLH4BH1Q&location=972) ^ref-58334 --- アトミックネットワーク」 — location: [975](kindle://book?action=open&asin=B0BLH4BH1Q&location=975) ^ref-38932 --- ハードサイドのユーザー獲得に加えて、キラープロダクトの開発も重要だ。 — location: [983](kindle://book?action=open&asin=B0BLH4BH1Q&location=983) ^ref-17311 --- この考え方は、スラック以外の製品にも適用できる。ユーザーがよい体験をするにはどれくらいの規模のネットワークが必要か。ネットワークの規模をＸ軸に、重要なエンゲージメント指標をＹ軸にしたグラフを描いてみるといい。 — location: [1035](kindle://book?action=open&asin=B0BLH4BH1Q&location=1035) ^ref-43223 --- 「アトミックネットワーク」とは自律するのに必要な最小単位のネットワークだ。アトミックネットワークが成立するには、立ち上げ当初に発生するアンチネットワーク効果に打ち勝ち、自律的に成長できるだけの密度と安定性がなければならない。「 — location: [1141](kindle://book?action=open&asin=B0BLH4BH1Q&location=1141) ^ref-51012 --- 新しいネットワークの立ち上げで大事なのは、特定のニーズ、状況、タイミングに当てはまるひと握りの人たちに的を絞ることだ。 — location: [1209](kindle://book?action=open&asin=B0BLH4BH1Q&location=1209) ^ref-39320 --- アトミックネットワークをつくるという手法が強力なのは、ひとつつくれれば同じ施策を繰り返して規模を拡大できるから — location: [1233](kindle://book?action=open&asin=B0BLH4BH1Q&location=1233) ^ref-35340 ---